小矢野哲夫(こやの・てつお)
e-mail: koyano@lang.osaka-u.ac.jp
HP: http://www001.upp.so-net.ne.jp/ketoba/












(1)自己紹介
 生まれと育ちは鳥取県倉吉市(1949.6〜1969.3)。以後、神戸市(1969.4〜1973.3)、仙台市(1978.4〜1978.3)、大阪府高槻市(1978.4〜1988.10)、大阪府箕面市(1988.10から現在に至る)で生活。
 専門は現代日本語文法。特にモダリティ副詞の研究。詳細はホームページを見てください。http://www001.upp.so-net.ne.jp/ketoba/kenkyuuseika.htm
 毎週1回、日本語に関するエッセイ「新・ことばの路地裏」をホームページで公開しています。http://www001.upp.so-net.ne.jp/ketoba/shin-kotobanorojiura6.html
 趣味は写真と映画鑑賞と名所探訪。

(2)推薦図書
《1》山口仲美『若者言葉に耳をすませば』(講談社、1400円)
 http://www001.upp.so-net.ne.jp/ketoba/wakamonokotoba.htm

《2》井上史雄『日本語ウォッチング』(岩波新書、660円+税)
 日本語の変化を100年200年といったタイムスパンで捉える方法で、世間で誤用だ、乱れだと言われる現象についても、客観的な変化であることを実証しています。また、「新方言」を提唱し、具体例を豊富に示しています。「ラ抜き言葉の背景」「『じゃん』の来た道」「新しい方言の広がり」「気になる? 口調」「ことばの変化のとらえ方」など。

《3》中村桃子『<性>と日本語 言葉がつくる女と男』NHKブックス、2007年
 「女/男言葉」は本質的に決まっていて使うものではなく、それを使うことを通してアイデンティティを作り出すものだという構築主義の立場から日本語とジェンダーが論じられる。「常識的」な言語観を覆す作品。