日本語で世界を歩く。
卒業後の進路を考えていた3回生の冬に、指導教官の先生から『西アフリカのベナン共和国に日本語学校がある。そこで日本語教師を募集している』と教えて頂いたのがきっかけでした。ベナンはおろかアフリカについてもよく知らない状態でしたが、未知の世界で勝負してみたいと思い、応募を決断しました。
ベナンへ行く前の自分には「できないことは他の人にやってもらえばいい」という甘えがあったと思います。たけし日本語学校では日本語の授業だけでなく、行事の運営、書類作成、来客対応等、いろいろな業務を経験し、自分の力不足を痛感しました。今は「できない」を「できる」に変えていくために、新たな現場で奮闘しています。
外国語を話すことだけが海外と向き合うことではありません。私は日本語教師という職業を通して、中国、ミャンマー、ベナン共和国、そして今はネパールで現地の人たちと向き合っています。日本語専攻には日本語を使って世界中で活躍している先輩がたくさんいます。みなさんも日本語で世界を歩いてみませんか。
留学先:ベナン共和国 笠井 陽介さん
大学院言語文化研究科
言語社会専攻日本語日本文化実践コース(2011年4月入学)
笠井 陽介さん
言語社会専攻日本語日本文化実践コース(2011年4月入学)
笠井 陽介さん
- 留学の種類:
- ボランティア
- 留学の期間:
- 2011.6~2012.6
- 留学先:
- たけし日本語学校
(ベナン共和国)