何事にも素直さをもって向き合うことを学んだスウェーデン留学
幼いころに読んだスウェーデンの絵本をきっかけに、スウェーデンに興味を持ちました。昔からアウトドア、自然が好きで、環境問題にも関心があったため、環境先進国スウェーデンの言語の勉強を、大学入学後始めました。Lagom är bästという表現がスウェーデン語にあります。多すぎもせず、少なすぎもせず、ちょうどいいが一番という意味です。こういった価値観やスウェーデンの環境への取り組みについてより深く学びたいと思ったため留学を決意しました。
私の通っていた学校はスウェーデン人のための学校であったため、留学生は私一人でした。日本で3年間勉強した後の留学でしたが、やはり語学力は全然足りず、悔しい思い、もどかしい思いをすることも多かったです。みんなが楽しそうに笑っているのに、私一人何がおもしろいのか理解できないときも数えきれないほどありました。そんな中で、私が学んだのは、情けなくてもわからないときはわからないという素直さです。外国語学習に限ったことではなく、新しい環境で、自分の限界を感じてしまっても、素直に向き合うことで、その限界を突破することができると思います。
上と少しかぶってしまいますが、素直な人でいてください。大学生になると、これまで以上に世界が広がり、新しいものに出会うことができると思います。ひとりひとりが活躍できるフィールドがみなさんを待っています。失敗を恐れず、挑戦してください。時には失敗したって、私はいいと思います。大切なのは、そこから起き上がれるかどうかだと思います。そして、どんなときも自分に、周りに素直でいることを忘れないでください。
留学先:スウェーデン 坂本 有貴さん
外国語学部 外国語学科
日本語専攻
坂本 有貴さん
日本語専攻
坂本 有貴さん
- 留学の種類:
- 語学留学
- 留学の期間:
- 2012.2~2012.12
- 留学先:
- Vårdinge by folkhögskola
(スウェーデン)