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第1回大阪大学外国語学部・外国学専攻シンポジウム及び オクトーバーフェストin阪大船場を開催しました

[2023.11. 1]

2023年10月21日(土)に箕面市立文化芸能劇場大ホールにて、第1回大阪大学外国語学部・外国学専攻シンポジウムを開催しました。今回は、本年4月に活動を開始した人文学研究科附属複言語・複文化共存社会研究センターの設立記念を兼ねていました。また、大阪大学言語社会学会の共催で開催しました。

大阪大学箕面キャンパスは、OUGC(大阪大学グローバルキャンパス)として、外国学・地域研究等の成果を介して地域の市民と世界を結ぶという使命を担っています。このシンポジウムは、市民の方々に学びを提供する機会のひとつとして開催したもので、約700名の方にご参加いただきました。西尾章治郎総長の開会挨拶に始まり、続いて竹村景子外国語学部長がシンポジウムの趣旨説明を行いました。

第1部では、総合地球環境学研究所長の山極壽一先生から「言葉を超える相互理解をするために」、京都精華大学全学研究機構長のウスビ・サコ先生から「多文化共生のために言葉が果たす役割」と題した基調講演がありました。第2部では、「複言語・複文化共存社会研究センターの設立に寄せて~多様性を活かす社会創造のために私たちができること~」と題したパネルディスカッションがあり、同センターの設立背景・理念の説明と、卒業生・在学生3名による取り組みの紹介が行われた後、山極先生、サコ先生を交えた活発な意見交換が行われました。

基調講演とパネルディスカッションの合間には、YéréYa Africandance Companyによる西アフリカの音楽、踊りの披露があり、会場を盛り上げました。最後に、田中学グローバル連携担当理事が閉会挨拶を行い、シンポジウムは盛況のうちに終了しました。

参加者からは、「普段考える機会が少ないテーマについて新たな角度から考えることができてよかった」「改めて言語や文化について考え直すことができた」「非常に勉強になった」などの感想をいただきました。

また、シンポジウム後には、株式会社箕面ビールのご協力のもと、3階ピロティ、阪大広場、市民広場において、オクトーバーフェストin阪大船場を開催し、約450名 の参加者がありました。箕面ビールの販売のほか、地域の飲食店や箕面市国際交流協会(MAFGA)による料理販売、ガンバ大阪や船場西区自治会のワークショップの出展等の他、ジャズや西アフリカ音楽の生演奏もあり、日没まで談笑する声で溢れていました。

シンポジウム、オクトーバーフェストを通して、様々な年代の人たちが学びと交流を経験し、箕面キャンパスを舞台として「学問・文化・地域との協働」を感じていただけるイベントとなりました。

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西尾章治郎総長による開会挨拶

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竹村景子外国語学部長による
シンポジウムの趣旨説明

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基調講演1
山極壽一 総合地球環境学研究所長①

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基調講演1
山極壽一 総合地球環境学研究所長②

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基調講演2
ウスビ・サコ 京都精華大学全学研究機構長①

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基調講演2
ウスビ・サコ 京都精華大学全学研究機構長②

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YéréYa Africandance Companyの演舞

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パネルディスカッション

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矢元貴美准教授による
複言語・複文化共存社会研究センター
概要説明

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近藤美佳講師による
複言語・複文化共存社会研究センター
概要説明

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仁部屋みらいさんによる活動報告

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松崎かおりさんによる活動報告

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天津貴志さんによる活動報告

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田中学理事・副学長による
閉会挨拶

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司会の山根聡外国学専攻長

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シンポジウム会場の様子

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竹村景子外国語学部長による
オクトーバーフェストin阪大船場開会挨拶

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上島一彦箕面市長によるご挨拶

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オクトーバーフェストin阪大船場の様子①

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オクトーバーフェストin阪大船場の様子②

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オクトーバーフェストin阪大船場の様子③

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同日開催の箕面ビール感謝祭の様子