第2回「さまざまな視点で世界を見る」ベトナム編~ことばが繋ぐ日越交流~及びベトナム料理と箕面ビールを楽しむ会を開催しました。
[2024.8. 6]
2024年7月20日(土)に外国学研究講義棟1階大講義室において、第2回「さまざまな視点で世界を見る」ベトナム編~ことばが繋ぐ日越交流~を開催しました。シリーズ「さまざまな視点で世界を見る」は、外国語学部・⼈⽂学研究科外国学専攻の専攻語や教育・研究の特⾊を⽣かして、その時々の世界の諸課題と関連するテーマを設定し、参加者に新たな視点を得る体験をしていただく企画で、今回は約250名の方が参加してくださいました。
当日は開会に先立ち、本学の清水政明教授が、7月19日にご逝去されたNguyen Phu Trongベトナム社会主義共和国共産党書記長への追悼文をベトナム語で読み上げ、会場一同で黙祷を捧げました。Ngo Trinh Ha在大阪ベトナム社会主義共和国総領事による開会の辞に始まり、作家の小松みゆきさんから「オ父サン私ヲ覚エテイマスカ?」、本学の清水教授から「ことばから見るベトナム風気遣い」、本学外国語学部ベトナム語専攻4年生の村上裕紀さんから「ことばを通して成し遂げるベトナムへの恩返し」、本学名誉教授でハノイ日越大教員の桃木至朗先生から「ハノイでの日越交流の将来を考える」と題した講演がありました。各講演終了後には活発な質疑応答が行われ、参加者の関心の高さが感じられるとともに、講演会後のアンケートでも「日常とは異なる世界の話を聞くことができて良かった」、「自身のベトナムに対する興味や学習への意欲の高まりを感じた」、「さまざまな視点、ご経験からのお話が伺えてとても楽しかった」などご好評をいただきました。
講演会後には、(公財)箕面市国際交流協会(MAFGA)、株式会社箕面ビールのご協力により、3階ピロティにおいて、「ベトナム料理と箕面ビールを楽しむ会」を開催しました。同会では、MAFGAが運営するcomm cafeのベトナム人シェフによるベトナム料理と箕面ビールの販売が行われました。飛び入りも含めて300人を超える参加者が、箕面ビールを片手に揚げはるまきやバインミーなどに舌鼓を打ちながら思い思いに交流を深めていました。
黙祷を捧げる様子
開会挨拶を述べる筒井佐代外国語学部長
開会の辞を述べるNgo Trinh Ha総領事(右)と
通訳するHo Khanh Chi副領事(左)
対談を行う小松さん(右)と清水教授(左)
講演を行う清水教授
講演を行う村上さん
桃木先生によるオンライン講演
満員の会場の様子
閉会の挨拶を述べる竹村景子外国学専攻長
ベトナム料理と箕面ビールを楽しむ会の様子
ベトナム人シェフによるベトナム料理①
ベトナム人シェフによるベトナム料理②