駐日ポルトガル大使ジルベルト・ジェロニム氏が来訪されました(令和7(2025)年11月28日(金))
[2025.12. 3]
11月28日、ジルベルト・ジェロニム駐日ポルトガル大使が、吹田キャンパスでの熊ノ郷敦総長への表敬訪問に続いて 箕面キャンパスに来訪し、筒井佐代外国語学部長と懇談しました。
ジェロニム大使からは大阪大学及び外国語学部への来訪が念願であったことが述べられるとともに、現代の情報にあふれた環境下でいかに学生が関心を持ち続けるかという課題に立ち向かっている点で、大学教員への敬意が示されました。
筒井学部長は、近年、本学ポルトガル語専攻が様々な公開イベントを実施していることに言及し、イベントを通じて歴史を知ることは未来について考えることにつながるという点で重要であり、また、関係各国との交流を深めることができているのは光栄であると述べました。
また、ジェロニム大使は会場となったもみじラウンジからの景色にも感嘆されていました。
懇談後、ジェロニム大使はポルトガル語専攻の鳥越慎太郎講師の案内で箕面キャンパスを見学されました。特にポルトガル語専攻の共同研究室に所蔵される貴重な文献の数々を興味深く視察されていました。
見学の最後に、坂東照啓准教授のポルトガル語圏語学概論の授業を、受講するポルトガル語専攻2年生の学生とともに聴講しました。授業の最後に、「ポルトガル語は世界五大陸で話されている言語であり、世界への扉を開ける言語です。これからの若い皆さんにとって重要なことは多文化を理解することです。大阪大学で学ぶ若い皆さんは世界の点と点をつなぐ橋であってください。そして勇気と好奇心を持って、勉強を続けてください」と力強いメッセージを学生たちに伝えました。
