2025 5/27 荘佳穎氏講演会「台湾史上初の「台湾語による公民児童絵本・アニメ」シリーズの誕生-いかにして学術的関心を芸術創作に転化させてきたか」を実施しました

民主化以降の台湾において、母語の継承は重要な社会問題である。中国語の普及により、台湾語を話すことのできる若年層が大幅に減少していく中、いかにして台湾語を継承できるのかーーこのような問題意識を持ちながら様々な活動を行っている台湾師範大学の荘佳穎副教授兼系主任を講師として招き、荘氏が2020年から取り組んでいる「台湾語による公民児童絵本・アニメ」シリーズの制作およびその背景や意図について講演いただきました。荘氏自身の専門である社会学の視点と、二児の母としての教育実践を架橋する観点から、荘氏自身の取り組みについて貴重な講演がなされました。

当日は、大阪大学人文学研究科博士前期課程2年の内田晶が通訳を担当しました。

2025年06月17日