ひとづくり事業

アジアに拠点を置くグローバル企業にとって、多様な言語や文化と専門知識に通じ、リーダーシップを発揮できる研究者や技術者、管理者の育成は大きな課題です。ところが、従来型の留学制度は、言語の習得に重きが置かれ、グローバルな人材育成には不十分でした。そこで、実践型の研修で課題解決やコミュニケーションの能力に重きを置いた人材育成システムCIS(カップリングインターンシップ)を行い、グローバルな人材を育成します。 アジアに拠点を置くグローバル企業にとって、多様な言語や文化と専門知識に通じ、リーダーシップを発揮できる研究者や技術者、管理者の育成は大きな課題です。
従来型の留学制度は言語の習得に重きが置かれ、グローバルな人材育成には不十分でした。そこで、国内初となる日本/アジア、文系/理系が融合した実践型の海外研修で課題解決やコミュニケーションの能力に重きを置いた人材育成システムCIS(カップリング・インターンシップ)を企画、実施し、グローバルな人材を育成します。

実施報告

【CIS実施の流れ】

現地では、学生は2つのグループに分かれ、下記のような流れを基本とし、各地ごとに工夫を加えて14日間で実施されます。

1)事前準備(国内):出発以前に課題が設定され、準備を行う場合もあります。
↓(移動1日)
2)事前研修(2日):企業内や提携大学、宿泊先などで行います。

3)企業実習(5日):企業内で行います。

4)文化体験(2日):現地のさまざまな場所を訪問します。

5)報告書作成(2日):グループごとにパワーポイントで報告書を作成します。

6)報告会(1日):企業内で学生たちがプレゼンテーションを行います。
↓(移動1日)
帰国

【事前研修】

日本や現地国の紹介、文化風習の違いについて、日本企業の経営理念、現地日系企業の概要及び、日本のビジネス文化などについての講義、コミュニケーション論などの基礎情報のレクチャーに加え、企業への質問事項を作成するための討議がいろいろなかたちで行われます。

【企業実習】

企業とは何かを学びます。経営方針に沿って様々な活動が行われている様子をレクチャーや実習などをまじえて学びます。内容は、企業ごとに異なります。関連企業の訪問やそこで実習を行う場合もあります。

【文化体験】

歴史や文化、経済の拠点、あるいは大学などを訪問し、文化的体験を行い現地国への理解を深めます。

【報告書作成・報告会】

2つのグループで討議を重ね、パワーポイントにまとめ、最終的に企業に向けて提言というかたちでプレゼンテーションを行います。

各地報告

 2014年度

 2013年度

CISシンポジウム報告

言語文化研究科 外国語学部 Flickr